男子テニスツアーのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は大会初日の8日、シングルス1回戦が行われ、
B・トミック(オーストラリア)は
B・ペール(フランス)と対戦するも、試合開始から10分も経たないうちに体調不良から途中棄権を申し入れて初戦で姿を消した。
>>BNLイタリア国際対戦表<<第1セット、ペールにゲームカウント1-2とリードされたところで棄権したトミックは「昨夜は具合が悪かった。暑さの中でプレー出来ず、あまりの気分の悪さに倒れるかと思った。途中棄権をすることが最善の方法だった。とにかく体調を回復させなければならなかった。」と試合後に状況を説明した。
トミックは前週のたムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)1回戦で、
F・フォニュイーニ(イタリア)にマッチポイントを握られた際にラケットを逆に持ち変えてプレーを続けない行動をとり、多くの批判を浴びていた。
一方、初戦を突破したペールは2回戦で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。今大会は上位8シードが1回戦免除のため、ワウリンカは2回戦から登場する。
(STATS - AP)
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