男子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日、シングルス1回戦が行われ、約1カ月ぶりに公式戦に登場した第9シードで世界ランク9位の
D・フェレール(スペイン)が同51位の
G・ガルシア=ロペス(スペイン)を3-6, 6-1, 6-2の逆転で下し、初戦突破を果たした。
>>マドリッド・オープン対戦表<<この試合、フェレールは第1セットでガルシア=ロペスに2度のブレークを許してこのセットを落とすも、第2セット以降はファーストサービスが入った時に77パーセントの確率でポイントを獲得し、ガルシア=ロペスに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開。1時間47分で勝利を手にした。
2回戦では、
I・カルロビッチ(クロアチア)と予選勝ち上がりの
D・クドラ(アメリカ)の勝者と対戦する。
現在34歳のフェレールは今季、開幕戦のカタール・オープンで初戦敗退を喫するも、全豪オープンでベスト8進出、続くアルゼンチン・オープンでは4強入りを果たした。
しかし、今シーズン最初のマスターズ大会である3月のBNPパリバ・オープンを欠場。続くマイアミ・オープンには出場するも、その後のモンテカルロ・ロレックス・マスターズとバルセロナ・オープンをふくらはぎの負傷により試合前に棄権しており、今大会は約1カ月ぶりの公式戦となっている。
フェレールは今回ボトムハーフに位置しており、順当に勝ち進むと3回戦で第8シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、準々決勝で第2シードの
A・マレー(英国)、準決勝で第5シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する組合せ。
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