男子テニスツアーのTEB BNP パリバ イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、クレー、ATP250)は30日、シングルス準決勝が行われ、第2シードで世界ランク29位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第3シードで同31位の
I・カルロビッチ(クロアチア)を7-6 (7-0), 7-6 (7-2)のストレートで下し、決勝進出を果たした。
この試合、カルロビッチの9本を上回る10本のサービスエースを叩き込んだディミトロフは1度もブレークを許さず、2度のタイブレークを制して1時間40分で勝利した。
ディミトロフは今シーズン2度目、キャリア通算では8度目の決勝進出となった。決勝では世界ランク87位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。両者の対戦は今回が初めて。
今大会、シュワルツマンは1回戦で
F・バグニス(アルゼンチン)、2回戦で第1シードの
B・トミック(オーストラリア)、準々決勝で
D・ズムル(ボスニア)、準決勝で第4シードの
F・デルボニス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がりで、ツアー初の決勝進出。今大会のダークホースとなっている。
一方、ディミトロフに敗れたカルロビッチは、今大会でサービスゲームを1度もブレークを許さず敗退となった。
■関連ニュース■
・ディミトロフ 公の場でキス・ラケット破壊のディミトロフ・第1シード 完敗で初戦敗退