男子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセル男子(メキシコ/アカプルコ、ハード)は25日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)は第4シードの
D・ティエム(オーストリア)に5-7, 2-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
>>アカプルコ大会 対戦表<<この試合、第1セットを落としたディミトロフは、第2セットの第1ゲームで最後フォアハンドのミスを犯してブレークを許す。その直後、苛立ちからラケットを地面に叩きつけて破壊、そのままラケットを拾わずベンチへ戻った。
以降もティエムに主導権を握られたディミトロフは1時間36分で力尽きた。
元世界ランク8位のディミトロフは昨シーズン早期敗退が続き、現在の世界ランキングを26位としている。
今年は今年はブリスベン国際男子でベスト8、アピア国際男子で準優勝、全豪オープンでは3回戦へ進出。前週のデルレイ・ビーチ・オープンでは準決勝で敗れ、今季2度目の決勝進出を逃した。
一方、勝利したティエムは、準決勝で
S・クエリー(アメリカ)と対戦する。クエリーは2回戦で第2シードの
錦織圭(日本)、準々決勝で予選勝者の
T・フリッツ(アメリカ)を破っての勝ち上がり。
22歳のティエムは、今月のアルゼンチン・オープンで
R・ナダル(スペイン)らを破り優勝、前週のリオ・オープン男子でも
D・フェレール(スペイン)に勝利するなど、現在波に乗っている若手の1人。
今大会はシード勢が早期敗退しており、第1シードで昨年覇者のフェレールと第2シードの錦織は2回戦敗退、第3シードの
M・チリッチ(クロアチア)と第6シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と第8シードの
J・シャーディ(フランス)は初戦で姿を消している。
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