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男子テニスツアーのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）のシングルス決勝戦で、Ｇ・モンフィス（フランス）を7-5, 5-7, 6-0のフルセットで下して優勝したＲ・ナダル（スペイン）は、今週行われるバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/ バルセロナ、クレー、ATP500）へ出場するために母国スペインのバルセロナへ到着した。

＞＞バルセロナ・オープン対戦表＜＜

１４度のグランドスラム優勝を誇るナダルは、これまでのバルセロナ・オープンで８度の優勝を飾り、今年は更なる優勝数更新を目指して臨む。シード１６選手は１回戦が免除されており、初戦の２回戦でナダルは、Ｍ・グラノジェルス（スペイン）とＤ・ムニョス-デラナバ（スペイン）の勝者と対戦する。

モンテカルロでの優勝で、Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）のマスターズ最多２８勝に並んだナダル。

「こうして、シーズンの中で最も大切だと思っている大会の１つで優勝を飾れたことは、とてもハッピーだと感じている。今のテニスに何が足りなくて、何を欠いていたかを話すつもりはない。こうして優勝出来たことを、ただただ喜びたいと思っている。」と大会翌日の１８日に素直な気持ちを話した。

かつて、他選手を圧倒する強さを見せていた全仏オープンが迫る今、得意のクレーコートで自身のテニスを取り戻し始めているナダル。全仏オープンでは、史上最多９度の優勝を飾っているが、昨年は準々決勝でジョコビッチに敗れた。

今週のバルセロナ・オープンでも優勝候補筆頭にあげられているナダルだが、大会２連覇中の錦織圭やＤ・フェレール（スペイン）、Ｒ・ガスケ（フランス）などもエントリーするなど、決して優勝への道は容易いものではない。

(STATS - AP)

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