テニスの「第9回 TOMAS CUP(トーマス カップ) 全国ジュニアテニスツアーチャンピオンズ大会」(東京/昭和の森テニスセンター)は30日に開幕した。
この大会は今年で9年目を迎え、全国各地から男女10・12・14・16・18歳以下の500名を超える選手がエントリーし、3月30日(水)-4月1日(金)の3日間にわたり熱い闘いが繰り広げられる。
「TOMAS CUP(トーマス カップ)」とは、全国各地で年間200大会以上開催されている全国ジュニアテニスツアーの優勝者が出場出来る「チャンピオンシップ大会」。
30日の開会式では選手達に風船が配られ、バルーンリリースが行われた。
バルーンリリース
会場内にはストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」のブースも置かれ、選手達のケアも行っている。
「Dr.ストレッチ」のブース
今大会は8ゲームマッチのトーナメント方式で行われ、活躍した選手の中から4名を選出し、2016年の夏休みにアメリカ・フロリダにある「IMGアカデミー」へ1週間の選手派遣を予定。
IMGアカデミーとは、元世界王者の
A・アガシ(アメリカ)に
Bo・ベッカー(ドイツ)、
M・シャラポワ(ロシア)、
S・ウィリアムズ(アメリカ)、
V・ウィリアムズ(アメリカ)、
M・ヒンギス(スイス)、さらに日本のエース
錦織圭ら数々の有名選手を輩出した名門テニスアカデミーである。
IMGアカデミー派遣への選考基準は今大会で優勝、大会を通して良いプレーをした選手、ルールを守り・マナーが良い選手の3点からなる。
錦織の活躍により日本のテニス界が盛り上がる中、ジュニア選手も徐々に増え始めている。しかし、吸収力の高いジュニア時代から世界に目を向ける選手は未だ少なく、国内でも整った環境で指導を受けられる選手は限られているのが現状。
そこで今大会を主催する株式会社スポーツサンライズは、将来活躍する可能性を秘めた選手たちが一歩を踏み出すきっかけを与えるべく派遣プロジェクトを企画。日本から「第2の錦織圭」が誕生することを願っている。
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