男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は24日、シングルス1回戦が行われ、予選勝ち上がりで世界ランク120位の
伊藤竜馬(日本)が同42位の
N・マウー(フランス)を7-6 (7-3), 6-2のストレートで下し、マスターズ大会初の初戦突破を果たした。
>>マイアミ・オープン 全体ドロー表<<2012年の全豪オープン以来の顔合わせとなったこの試合、両者譲らずタイブレークまでもつれた第1セットを先取した伊藤は主導権を握り、第2セットでは3度のブレークに成功し、1時間28分で2回戦進出を決めた。
伊藤はマウ―に雪辱を晴らし、対戦成績を1勝1敗のタイとした。
今シーズンは2月のデルレイ・ビーチ・オープンで予選を勝ち上がり、1回戦で
D・ノビコブ(アメリカ)を下して今季ツアー大会初勝利。しかし、その後の島津全日本室内テニス選手権大会1回戦で足首を捻り初戦敗退。今大会は怪我からの復帰戦となっている。
2回戦では第16シードの
G・モンフィス(フランス)と対戦する。両者は過去に2012年の上海マスターズで対戦し、その時は伊藤がストレートで敗れている。
また、23日にはマスターズ本戦初出場を果たした
西岡良仁(日本)が世界ランク152位の
J・ドナルドソン(アメリカ)を下して2回戦進出を決めており、第6シードで1回戦免除となっている
錦織圭(日本)を含め、本戦出場を果たした日本勢3選手全員が2回戦進出となった。
錦織は初戦となる2回戦で世界ランク58位の
L・ロソル(チェコ共和国)か同107位の
PH・エルベール(フランス)と対戦する。
今大会の主なシード勢は、第1シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードに
A・マレー(英国)、第3シードに
R・フェデラー(スイス)、第4シードのワウリンカ、第5シードに
R・ナダル(スペイン)、第6シードに錦織。
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