男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は23日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク81位で主催者推薦出場の
T・フリッツ(アメリカ)が同79位の
S・ボレッリ(イタリア)を6-4, 6-2のストレートで下し、初戦突破を果たした。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<この試合、ファーストサービスが入った時に76パーセント、セカンドサービス時にはそれを上回る77パーセントの高い確率でポイントを獲得したフリッツは、ボレッリに1度もブレークチャンスを握らせることなく1時間10分で2回戦進出を決めた。
フリッツは今シーズン、下部大会のチャレンジャーで優勝。その後の全豪オープンで予選を勝ち上がり、四大大会のシングルス本戦に初出場。2月のメンフィス・オープンでは
錦織圭(日本)に敗れるも準優勝を飾り、昨シーズン終了時174位だった世界ランクを現在は81位まで上げている。
2回戦では第8シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。フェレールは過労のため先日のBNPパリバ・オープンを欠場しており、今大会は約1カ月ぶりの公式戦。
今大会の主なシード勢は、第1シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードに
A・マレー(英国)、第3シードに
R・フェデラー(スイス)、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードに
R・ナダル(スペイン)、第6シードに錦織。
昨年はジョコビッチが決勝でマレーを下して2連覇と6度目の優勝を果たしている。
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