男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は16日、シングルス3回戦が行われ、トップハーフに位置している第5シードの
錦織圭が第30シードの
S・ジョンソン(アメリカ)を7-6 (8-6), 7-6 (7-5)のストレートで下して2年連続のベスト16進出を決めた。
>>BNPパリバ・オープン対戦表<<第1・第2セット共にタイブレークにもつれ込む接戦となったこの試合、錦織はジョンソンの強烈なフォアハンドに苦戦を強いられるも、最後まで粘りを見せて勝利を手にした。
4回戦では、第9シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。イズナーは同日の3回戦で
A・マンナリノ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
錦織ブロックでは、第4シードの
R・ナダル(スペイン)が
F・ベルダスコ(スペイン)を下して順当に駒を進め、18歳の
A・ズベレフ(ドイツ)が第16シードの
G・シモン(フランス)をストレートで破り16強入りを決めた。続く4回戦ではナダルとズベレフが対戦し、この勝者が錦織と準々決勝で激突する組合せとなっている。
また、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第27シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。コールシュライバーの攻撃的なテニスに対し、自身の思うようなプレーが出来ずに苛立ちを見せる場面もあったジョコビッチだったが、最後は王者の力を見せつけストレートで勝利した。
4回戦では第18シードの
F・ロペス(スペイン)と顔を合わせる。ロペスは同日の3回戦で第14シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)をフルセットの末に下して駒を進めている。
また、22歳同士の対決となった第11シードの
D・ティエム(オーストリア)と第21シードの
J・ソック(アメリカ)は、両者譲らず接戦を繰り広げセットカウント1-1となるも、最後はティエムが第3セットで4度のブレークに成功して4回戦進出となった。
第7シードの
JW・ツォンガ(フランス)は第31シードの
S・クエリー(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下した。4回戦ではティエムとツォンガが顔を合わせる。
■関連ニュース■
・ジョコビッチ もたつくも16強・錦織 苦戦も16強「良かった」・ティエム 22歳対決制す