テニスの「全仏オープン・ジュニア ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES 日本予選」(日本/味の素ナショルトレーニングセンター、レッドクレー)は10日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
清水悠太がジェームズ・トゥロターを7-6 (7-3), 6-3のストレートで破り、決勝進出を果たした。
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サービスを放つジェームズ・トゥロター
西宮甲英高校同士の戦いとなったこの試合、清水はジェームズ・トゥロターの強烈なサービスを警戒し、リターンの時はベースライン後方にポジションをとった。そして、第1セットを先取した清水は第2セットでもジェームズ・トゥロターの強烈なサービスとフォアハンドの強打に苦しむも、ストレートで勝利した。
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ボレー時の清水悠太
決勝では第2シードの
田島尚輝と対戦する。田島は準決勝で
千頭昇平を6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
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バックハンド時のジェームズ・トゥロター
清水とジェームズ・トゥロターは、昨年のインターハイ団体で西宮甲英の初優勝に貢献。
現在高校1年生の清水は、昨年の全日本ジュニアテニス選手権16歳以下で準優勝を飾り、橋本総業全日本テニス選手権では2回戦へ進出する活躍を見せた。
今大会の男子シングルスと女子シングルス優勝選手は、2016年5月にフランスのパリで開催される本戦へ出場する。その本戦に勝利すると、全仏オープン・ジュニア2016のワイルドカードを獲得し、本戦へ出場することが出来る。
ローラン・ギャロスのレッドクレーコートで戦うというグランドスラムの魅力を体験する機会をより多くの若いテニスプレーヤーに提供することを目的に開催される。これまでに上海・ニューデリー・サンパウロなど各国で予選を開催している。
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