テニスの「全仏オープン・ジュニア ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES 日本予選」(日本/味の素ナショルトレーニングセンター、レッドクレー)は9日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
田島尚輝が
川上倫平を6-1, 7-5のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。
>>全仏オープン・ジュニア特集<<4強入りの田島尚輝
この試合、田島はフォアハンドの強打に加え、高く弾むロブショットを混ぜて川上を圧倒し、第1セットを先取。第2セットに入るとサウスポーの川上に押されるも、最後は2ゲームを連取し、勝利を手にした。
敗れた川上倫平
準決勝で田島は
千頭昇平と対戦する。千頭は1回戦で松下竜馬を6-2, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
田島尚輝と対戦する千頭昇平
完敗の松下竜馬
また、この日は第1シードの
清水悠太が住澤大輔を6-3, 6-3、ジェームズ・トゥロターが伊藤竹秋を7-6 (7-5), 6-7 (4-7), 6-4のフルセットで破り、ベスト4へ駒を進めている。
今大会の男子シングルスと女子シングルス優勝選手は、2016年5月にフランスのパリで開催されるワイルドカード本戦へ出場する。そこでワイルドカードを獲得すると、全仏オープン・ジュニア2016の本戦へ出場することが出来る。
ローラン・ギャロスのレッドクレーコートで戦うというグランドスラムの魅力を体験する機会をより多くの若いテニスプレーヤーに提供することを目的に開催される。これまでに上海・ニューデリー・サンパウロなど各国で予選を開催している。
また、現在日本のテニス界を牽引する
錦織圭も2006年の全仏オープン・ジュニア男子ダブルス部門で、日本人初の四大大会ジュニア男子優勝という快挙を成し遂げている。
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