男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦は6日、各国で最終日を迎え、
錦織圭は
A・マレー(英国)とのエース対決で5-7, 6-7 (6-8), 6-3, 6-4, 3-6の大接戦の末に敗れ、日本は通算1勝3敗で初戦敗退となった。
>>ワールドグループ組合せ<<日本は初日のシングルスで錦織が日本に1勝をあげるも、2日目のダブルスで
西岡良仁/
内山靖崇組が
J・マレー(英国)/ マレー組に敗れたことで1勝2敗と追い込まれる。
そして最終日のエース対決、錦織は2セットダウンから怒涛の追い上げを見せるもファイナルセットで力尽き、大接戦の末に敗れた。試合時間は4時間54分だった。
この結果日本は初戦敗退となり、9月の入れ替え戦(プレーオフ)でワールドグループ残留を狙う。
一方、日本に勝利した昨年優勝のイギリスはワールドグループ準々決勝で、カザフスタンを通算3勝2敗で破ったセルビアと対戦する。セルビアには世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が代表メンバーに選出されており、デビスカップでジョコビッチとマレーのBIG4対決が実現する。
セルビアのエースであるジョコビッチは、カザフスタン戦で3日間全てに出場。初日のシングルスは勝利するも、2日目のダブルスではまさかの敗戦を喫して1勝2敗と追い込まれる展開に。
3日目のシングルスでは
M・ククシュキン(カザフスタン)に大苦戦するも、6-7 (6-8), 7-6 (7-3), 4-6, 6-3, 6-2のフルセットで破り、続くシングルス第2試合で
V・トロイキ(セルビア)が
A・ネドビエソッフ(カザフスタン)をストレートで下し、セルビアはベスト8進出を決めた。
また、ドイツ対チェコ共和国では
T・ベルディヒ(チェコ共和国)率いるチェコ共和国が2勝1敗で最終日に臨んでいた。エース対決ではベルディヒが
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦するも2セット目を終えた時点でベルディヒが途中棄権を申し入れて2勝2敗となり、勝敗はシングルス第2試合へ委ねられる。
チェコ共和国からは世界ランク50位の
L・ロソル(チェコ共和国)、ドイツからは同58位の
A・ズベレフ(ドイツ)がそれぞれ国の勝利をかけて激突し、ロソルが6-2, 6-3, 6-1のストレートで下して8強入りを決めた。
準々決勝では、1回戦でカナダを5戦全勝で下した
JW・ツォンガ(フランス)や
R・ガスケ(フランス)率いるフランスと対戦する。
その他、ベスト8進出を果たした国はイタリア、アルゼンチン、アメリカ、クロアチアとなっている。
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