3月7日から20日にかけて開催される今季最初の男子マスターズ1000大会であるBNPパリバ・オープン男子に、前週活躍を見せた
T・フリッツ(アメリカ)と怪我から復帰した
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が主催者推薦を受けて出場することが明らかになった。
大会主催者が現地18日に発表したところによると、先週行われたメルフィス・オープンで18歳3ヶ月で決勝進出を果たしたフリッツは、1989年の
M・チャン(アメリカ)以来となる最年少での決勝進出を果たした活躍を受けての選出と語った。昨年フリッツは、同大会の予選へ主催者推薦を受けて出場していた。
元世界ランク4位で、2009年の全米オープン覇者であるデル=ポトロは、両手首の怪我のためにこの2年間は満足にツアーに参戦できずにいた。2度の手術を要した左手首の怪我から約11ヶ月ぶりに、現在開催されているデルレイ・ビーチ・オープンに復帰戦として出場している。
また、同時に開催される女子プレミア・マンダトリー大会であるBNPパリバ・オープン女子には、先月行われた今季最初のグランドスラムである全豪オープンの女子シングルスで、自身初の四大大会ベスト8入りを果たした
Z・シュアイ(中国)が、主催者推薦を受けて本戦へ出場することも発表された。
現在世界ランク67位のシュアイは、全豪オープンへ当時世界ランク133位で予選から出場し本戦入り。1回戦では第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を下す大金星をあげるなど、準々決勝までの勝ち上がりでトップ50の選手4人を下す快進撃を見せていた。
残る主催者推薦枠である男子3選手と女子7選手は、近日中に発表になる予定。
(STATS - AP)
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