女子テニスツアーの台湾オープン(台湾/高雄、ハード)は9日、シングルス1回戦が行われ、第7シードの
奈良くるみ(日本)が世界ランク94位の
ワン・チャン(中国)を6-1, 6-3のストレートで下し、初戦突破を果たした。
この試合、ワンのセカンドサービス時に73パーセントの確率でポイントを獲得した奈良は10度のブレークチャンスから6度のブレークに成功し、1時間6分で2回戦進出を決めた。
奈良はチャンとの対戦成績を2勝2敗のタイにした。
2回戦では、1回戦で
桑田寛子(日本)を破った世界ランク194位のZ・ユシャン(中国)と対戦する。
1月の全豪オープンでは1回戦で
O・ドダン(フランス)を下し、グランドスラム4大会連続の初戦突破を果たすも、2回戦で
M・ガスパリョン(ロシア)に敗れ2年ぶりの3回戦進出はならなかった。
同日行われた試合では全豪オープンで旋風を巻き起こした
大坂なおみ(日本)が1回戦で世界ランク173位の
M・ミネッラ(ルクセンブルグ)に敗れ、初戦敗退。また、予選を勝ち上がって本戦出場を決めた
奥野彩加(日本)も
シェ・シュウェイ(台湾)にフルセットの末に敗れ、初戦で姿を消した。
その他の日本勢では第2シードの
土居美咲(日本)と予選勝者の
加藤未唯(日本)が初戦を突破している。
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