男子テニスツアーのメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード)は7日、男子シングルス予選決勝が行われ、予選第3シードの
西岡良仁が予選8シードの
A・メナンデス=マセイラ-ス(スペイン)を6-2, 4-6, 6-3のフルセットで下し、本戦出場を決めた。
>>メンフィス・オープン 対戦表<<この試合、第1セットを先取した西岡だったが、第2セットで2度のブレークを許しセットカウント1-1とする。しかし、ファイナルセットに入ってギアを上げた西岡はファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得し、2時間1分で勝利した。
本戦1回戦では西岡と同じく予選を勝ち抜いた世界ランク159位の
J・ドナルドソン(アメリカ)と対戦する。両者の対戦は今回が初めて。
今大会は昨年のメンフィス・オープンで3連覇を成し遂げた世界ランク7位の
錦織圭が第1シードで出場し、前人未到の4連覇を狙う。昨年は決勝で
K・アンダーソン(南アフリカ)を下した。
西岡は昨年の全米オープンで予選から勝ち上がり本戦出場を果たすと、1回戦で元世界ランク12位の
P・H・マチュー(フランス)にフルセットで勝利し、グランドスラム初勝利をあげた。
1月の全豪オープンではワイルドカードを獲得して本戦へ出場するも、1回戦で
P・クエバス(ウルグアイ)にストレートで敗れ、大会初勝利をあげることは出来なかった。
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