男子テニスツアーの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、ハード)は3日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク97位の
ダニエル太郎(日本)は、元世界ランク8位で第8シードの
M・バグダティス(キプロス)に2-6, 6-7 (7-9)のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
この試合、ダニエル太郎は第1セットで1度もブレークチャンスを掴めずにこのセットを落とした。第2セットでは両者1度のブレークからタイブレークに突入するも、接戦の末に7-9で敗れた。試合時間は1時間39分。
昨年は飛躍の年だったダニエル太郎。チャレンジャー大会では3度の優勝を飾り、自身初の100位入りとなる世界ランク93位を記録した。2014年シーズン終了時の177位から一気にジャンプアップした。
また、国別対抗戦のデビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦では、ダニエル太郎がシングルスで勝利したことにより、日本のワールドグループ残留を決めた。
今季に入ってからは初戦敗退が相次いでいたが、今大会でその流れを断ち切った。
一方、勝利したバグダティスは準々決勝で第1シードの
R・ガスケ(フランス)と対戦する。ガスケは、同日の2回戦で
E・ガルビス(ラトビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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