テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は30日、車いすテニスの女子ダブルス決勝が行われ、第2シードの
上地結衣/ M・ブイス(オランダ)組が第1シードのA・ファン=クート(オランダ)/ J・グリフィオエン(オランダ)組を6-2, 6-2のストレートで下し、3連覇を達成した。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、上地/ ブイス組は車いすテニスダブルス特有のロングラリーで粘り強いプレーを展開し、ファン=クート/ グリフィオエン組に48本のミスを誘発。最後は上地のボレーが決まり、1時間25分で優勝カップを掴みとった。
上地は2014年、J・ホワイリー(英国)とのペアで女子車いすテニス史上3組目となる年間グランドスラムを達成。昨年も四大大会全てで決勝に進出。全豪オープンとウィンブルドンでタイトルを獲得した。
今大会はパートナーをホワイリーからブイスに変え、挑んだ初めてのグランドスラム。今回の優勝は四大大会通算7度目でシングルスを含めると9度目の栄冠となった。
シングルスではこれまで2年続けて決勝進出していたが、準決勝でファン=クートに敗れ、3年連続の決勝進出を逃した。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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