テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は27日、女子シングルス準々決勝が行われ、第14シードで元世界ランク1位の
V・アザレンカ(ベラルーシ)は第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)に3-6, 5-7のストレートで敗れ、3年ぶりのベスト4進出を逃した。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率が54パーセントにとどまったアザレンカは6度のブレークを許し、1時間45分で敗れた。
7度目の対戦でアザレンカはケルバーに初めての敗戦を喫した。
全豪オープンはアザレンカにとって、2012・2013年で2連覇を達成をするなど、四大大会で最も相性の良い大会。今シーズンは開幕戦のブリスベン国際決勝でケルバーを破り、今季初タイトルを獲得。好調を維持してメルボルンへ乗り込んでいたが、ケルバーにリベンジを許した。
今大会では1回戦で世界ランク43位の
A・ヴァン=ウィットバンク(ベルギー)、2回戦で同54位の
D・コビニッチ(モンテネグロ)、3回戦で予選勝者で同127位の
大坂なおみ(日本)、4回戦で同48位の
B・ストリツォワ(チェコ共和国)を下してのベスト8進出だった。
一方、勝利したケルバーは準決勝で、世界ランキング133位の
Z・シュアイ(中国)と同47位の
J・コンタ(英国)の勝者と対戦する。
ケルバーは世界ランク64位の
土居美咲(日本)との1回戦でマッチポイントを握られるも、逆転勝利に成功。その後は2回戦からストレート勝ちで全豪初のベスト4進出を果たした。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
■関連ニュース■
・土居美咲 大健闘も惜敗・引退覚悟も予選から8強入り・セリーナ シャラポワに18連勝