テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は21日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が世界ランク67位の
S・グロス(オーストラリア)を6-0, 6-4, 6-1のストレートで下し、3回戦進出を果たした。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、ファーストサービスが入った時に82パーセントの高い確率でポイントを獲得したマレーは1度しかブレークのチャンスを許さなかった。そして7度のブレークに成功し、1時間31分で勝利した。
オーストラリア出身の選手に負けたことがないマレーは、これで17連勝となった。
グランドスラムでは、2012年の全米オープンと2013年のウィンブルドンでタイトルを獲得しているマレー。過去の全豪オープンでは4度決勝に進むも、優勝には至っていない。昨年は決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ準優勝だった。
今大会、マレーは妻であるキム・シアーズ夫人の出産に立ち会うため、大会を棄権する可能性があることを昨年から示唆している。また、2月の大会は全て欠場し、3月初旬に祖国イギリスで日本を招いて行われるデビスカップ1回戦まで大会の予定は入れていない。
3回戦では
J・ソウサ(ポルトガル)と対戦する。これまで6度対戦し、マレーの6戦全勝となっている。
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