テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は19日、男子シングルス1回戦が行われ、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が
D・ツルスノフ(ロシア)と対戦し、7-6 (7-2), 6-3とリードした時点でツルスノフの棄権を申し入れにより、2回戦進出となった。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、タイブレークの末に第1セットを先取したワウリンカが試合の主導権を掴み、第2セットも取る。すると、第3セットの第1ゲーム途中でツルスノフが棄権を申し入れ、ワウリンカは思わぬ形で初戦突破となった。試合時間は1時間14分だった。
ワウリンカは今月上旬に行われたチェンナイ・オープン決勝戦で
B・チョリッチ(クロアチア)を下し、3連覇を達成している。
2回戦では元世界ランク8位の
R・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦する。過去の対戦でワウリンカはシュティエパネックに2勝4敗と負け越している。シュティエパネックは1回戦で予選を勝ち抜いた
伊藤竜馬(日本)を下しての勝ち上がり。
また、同日行われた試合では第5シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク45位の
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れる波乱が起きた。ナダルが全豪オープンで初戦で姿を消すのは初のこと。
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