18日から開幕するテニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/ メルボルン、ハード)の男子シングルスで2連覇を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が17日の会見で、同世代で長年の友人である
A・マレー(英国)について語った。
第2シードで全豪オープン初優勝を狙うマレーは4度決勝へ進出しているが、いずれも準優勝。しかしながら、例え決勝戦へ進んでも妻で妊娠中のキム・シアーズがロンドンで出産を迎えたら、決勝戦を棄権する可能性を示唆している。マレーの第一子の予定日は2月となっているものの、男子決勝戦は直前の1月31日に予定されている。
ジョコビッチは決勝戦でマレーを、2011・2013・2015年に破っているが、マレーの出産への想いは理解出来ると言う。
「彼(マレー)の状況を考えると、もちろん自分も彼の考えに賛成だし支持したい。自分も同じことをすると思う。約15カ月前に自分も父親になった。今、彼がいる状況が理解出来る。彼も優勝候補の1人のはず。それでも人生にはそれ以上優先にするものだってある。彼がそう考えていることに自分も喜びを感じている。」とジョコビッチはマレーに共感していた。
(STATS - AP)
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