女子テニスツアーのアピア国際シドニー女子(オーストラリア/ シドニー、ハード)は10日から始まったが、前年度チャンピオンで第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)がウィルス性胃炎のために2週連続で大会を欠場することになった。
2度のウィンブルドン優勝を持つクヴィトバは、先週の大会も同じ理由で欠場しており、18日から開幕する今季最初のグランドスラムである全豪オープンへ不安を残した。
クヴィトバの欠場は、第2シードでエントリーしていた
A・ラドワンスカ(ポーランド)が左足の怪我を理由に欠場を表明したわずか2・3時間後に明らかになった。
先週行われた大会では、世界のトップ4の女子選手が怪我で欠場や棄権を申し入れていた。女子世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)は左膝の怪我でホップマン・カップを棄権、同2位の
S・ハレプ(ルーマニア)は左足首の怪我、同3位の
G・ムグルサ(スペイン)も左足の怪我、同4位の
M・シャラポワ(ロシア)は左前腕の怪我をブリスベン国際女子でしていた。
そして今回は同5位のラドワンスカと同6位のクヴィトバも加わることになった。
クヴィトバは11日に予定していたアピア国際シドニー女子1回戦で
S・リシキ(ドイツ)と対戦する予定だった。
「欠場を余儀なくされて本当に落胆している。残念ながら、まだ体調は良くなっていない。」とクヴィトバ。
(STATS - AP)
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