男子テニスの下部大会であるバンコクオープン2016(タイ/バンコク、ハード)は9日、シングルス準決勝が行われ、第5シードの
添田豪が第7シードの
K・クラフチュク(ロシア)に7-6 (7-4), 6-1のストレートで勝利し決勝進出を果たした。
この試合の第1セット、両者2度のブレークからタイブレークに突入し、添田が7-4でこのセットを先取。その後、第2セットではクラフチュクに1度もブレークチャンスを与えずに圧倒し1時間11分で勝利した。
優勝をかけて、決勝では元世界ランク8位で第3シードの
M・ユーズニー(ロシア)と対戦する。添田とユーズニーは、2011年の全仏オープン1回戦で1度だけ対戦しており、その時はユーズニーが勝利した。
添田は今大会、1回戦で
D・グエス(フランス)、2回戦でF・スクゴール(クロアチア)、準々決勝で第4シードの
K・コピーヤンス(ベルギー)を下しての勝ち上がり。
一方、ユーズニーは同日の準決勝で
M・キウディネッリ(スイス)を下して決勝へ駒を進めた。世界ランク127位のユーズニーは、キャリア通算10勝を誇り、2008年には世界ランク8位まで上り詰めた。
四大大会では全て8強入りを果たしており、2006・2010年の全米オープンではベスト4へ進出している。
また、今大会には添田の他に、第1シードの
伊藤竜馬、第2シードの
杉田祐一、
内山靖崇が出場していたが、伊藤は初戦敗退、内山と杉田は準々決勝で敗れた。
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