男子テニスツアーのシーズン開幕戦であるブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は5日、シングルス1回戦が行われ、予選から勝ち上がった
西岡良仁は世界ランク78位の
L・プイユ(フランス)に6-4, 3-6, 5-7の逆転で敗れ、2回戦進出とはならなかった。
>>ブリスベン国際男子 対戦表<<この試合、2度のブレークに成功した西岡は第1セットを先取するが、第2セットはファーストサービスが入った時のポイント獲得率を90パーセントとするプイユに押され、セットカウント1-1とする。
ファイナルセットに入ると一進一退の展開が続くも、ブレークのチャンスを掴むことが出来なかった西岡は第11ゲームでブレークを許してしまい、2時間23分で初戦敗退となった。
勝利したプイユは、2回戦で第6シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。ゴファンは1回戦で
T・ベルッチ(ブラジル)をストレートで下しての勝ち上がり。
今大会では予選1回戦で
L・クボット(ポーランド)、予選2回戦では元世界ランク10位の
E・ガルビス(ラトビア)にストレートで勝利し、本戦出場を決めていた。
20歳の西岡は2014年の全米オープンで予選を勝ち抜き、本戦1回戦では元世界ランク12位の
P・H・マチュー(フランス)を破りグランドスラム初勝利をあげた。
昨年は2月のデルレイビーチ・オープンでベスト8進出がツアー最高の成績。シーズン後半は早期敗退が続くも、11月のダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジで優勝を飾った。
18日からの全豪オープンには本戦へのワイルドカードを獲得している。
今大会には西岡の他にも日本勢から
錦織圭が第2シードで出場。さらに
G・ディミトロフ(ブルガリア)とのダブルスではベスト8へ進出している。
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