2016年3月に行われる男子国別対抗戦デビスカップ1回戦でアメリカを迎えて戦うオーストラリアは、元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)が監督としてのデビュー戦となる。その対戦を、かつて全豪オープンが開催されたクーヨンの芝コートで行われることを発表した。
オーストラリア・テニス協会は24日、3月4日から6日にかけて行われるデビスカップ1回戦を、メルボルン・コンプレックスで一時的に作られる芝のコートでアメリカを迎えることを明らかにした。
そのメルボルン・コンプレックスはこれまで10度デビスカップが開催され、1983年と1986年にオーストラリアが優勝した時、スウェーデンを招いて戦った決勝戦の舞台でもあった。
オーストラリアは、クーヨンの芝のコートでアメリカを最後に迎えたのは1993年のこと。1回戦目だったその試合は、オーストラリアが4勝1敗で勝利を飾っていた。来年3月のアメリカとの対戦は、これでデビスカップでの両国の46度目の対戦となる。
アメリカは、デビスカップでは史上最多となる32度の優勝を誇る。一方、オーストラリアはそれに次ぐ28回の優勝を飾っている。
2度のグランドスラム優勝を持つ34歳のヒューイットは、来年1月に祖国で開催される全豪オープンをもって引退することを決めている。
(STATS - AP)
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