男子テニスで世界ランク8位の
錦織圭が21日、自身の公式ブログを更新し、今年1番良かった試合について振り返った。
「ふと考えてたんですが今年1番良かった試合はなにかなーって。」と錦織。
今年はシーズン後半で全米オープン初戦敗退など結果を残せない時期が続いたが、ATPワールド・ツアーファイナルに2年連続。BIG4の
N・ジョコビッチ(セルビア)、
R・フェデラー(スイス)、
A・マレー(英国)、
R・ナダル(スペイン)と対戦し、接戦を演出していた。
「2つあって1つは全豪のフェレール戦。」と話した錦織は、今年の全豪オープン4回戦で
D・フェレール(スペイン)に6-3, 6-3, 6-3のストレートで勝利して3年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
「でも嬉しかったのも考えたらモントリのナダル戦かな。」と綴ったのは、8月に行われたロジャーズ・カップの準々決勝。この時、錦織は8度目の挑戦にして初めてナダルから勝利を手にした。
「自分のテニス以上のことはしてたので少し無理のあるテニスしてて、あの試合はもう2回とないぐらい良かったかもしれません。とにかく集中力がすごかったですね。怖いぐらい集中してました。」
「ナダルが本調子ではなかったのは事実ですが、自分が良すぎて封じれたのかもしれません。そこは分かりませんが。ってことでナダル戦にします。おめでとう。」と改めて振り返り、自身を評価していた。
錦織は現在、コーチの
M・チャン(アメリカ)と次シーズンに向けて練習とトレーニングを積んでいる。
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