テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は4日、
S・ウィリアムズ(アメリカ)が所属するフィリピン・マーベリックスは
錦織圭のジャパン・ウォリアーズに28-24で勝利した。しかし、女王のセリーナは世界ランク81位の
奈良くるみに4-6で敗れる番狂わせに見舞われた。
>>IPTL対戦カード<<前日、フィリピン・マーベリックスはシンガポール・スラマーズに24-26で敗れた。その際、セリーナは女子シングルスで
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)に敗れていた。
迎えたジャパン・ウォリアーズ戦、第1試合のミックスダブルスでセリーナ/
TH・フェイ(フィリピン)組が
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)/
L・パエス(インド)組を6-3で下す好発進。
その後も勢いに乗るフィリピン・マーベリックスは男子ダブルス、男子シングルス、レジェンドシングルスを制した。
そして、第5試合の女子シングルスにセリーナが登場し、奈良と対戦。だが、試合が進むにつれて奈良に試合の流れが傾き、ミスを連発するセリーナは挽回することが出来なかった。
敗戦を喫したセリーナは予定された会見をキャンセルした。前日の3日も会見場に登場予定だったが、その時も会見を拒否していた。
【ジャパン・ウォリアーズ vs フィリピン・マーベリックス 24-28】
1.ミックスダブルス
M・ルチッチ=バーロニ/ L・パエス組 3-6 S・ウィリアムズ/ TH・フェイ組
2.男子ダブルス
L・パエス/
PH・エルベール(フランス)(フランス)組 5-6 (4-7)
R・ガスケ(フランス)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組
3.男子シングルス
錦織圭 5-6 (3-7) M・ラオニチ
4.レジェンドシングルス
M・サフィン(ロシア) 5-6 (1-7)
M・フィリプーシス(オーストラリア)5.女子シングルス
奈良くるみ 6-4 S・ウィリアムズ
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
【各チームの出場選手】
JAPAN WARRIORS(ジャパン・ウォリアーズ)、
錦織圭、
M・シャラポワ(ロシア)、奈良くるみ、M・サフィン、L・パエス、M・ルチッチ=バーロニ、
P・コールシュライバー(ドイツ)、PH・エルベール
INDIAN ACES(インディアン・エーシーズ)
S・ミルザ(インド)、
R・ボパンナ(インド)、
S・ストーサー(オーストラリア)、
F・サントロ(フランス)、
G・モンフィス(フランス)、
I・ドディグ(クロアチア) PHILIPPINE MAVERICKS(フィリピン・マーベリックス)
S・ウィリアムズ、M・ラオニチ、
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)、M・フィリプーシス、E・ロジェ=ヴァセラン、R・ガスケ、TH・フェイ、
J・ガイドソバ(オーストラリア)SINGAPORE SLAMMERS(シンガポール・スラマーズ)
B・ベンチッチ(スイス)、
N・キリオス(オーストラリア)、
M・メロ(ブラジル)、
D・ブラウン(ドイツ)、Ka・プリスコバ、
C・モヤ(スペイン)UAE ROYALS(UAE・ロイヤルズ)
A・イバノビッチ(セルビア)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
D・ネスター(カナダ)、
K・ムラデノヴィック(フランス)、
G・イバニセビッチ(クロアチア)
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