テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は3日、フィリピン・マーベリックスとシンガポール・スラマーズのレジェンドシングルスが行われ、
M・フィリプーシス(オーストラリア)が
C・モヤ(スペイン)を6-4で下した。
>>IPTL特集ページ<<この試合、両者一歩も譲らずサービスキープが続く接戦となる。第6ゲームでフィリプーシスが先にブレークに成功するも、続く第7ゲームでモヤにブレークバックを許す。その後、第10ゲームの30-40とモヤにリードされた場面でフィリプーシスは得点が倍になるパワーポイントシステムを使用。このポイントを取り、モヤを破った。
現在39歳のフィリプーシスは、スカッド・サーブと呼ばれる高速サーブを武器にシングルス11勝、世界ランキングでは8位まで上り詰めており、1998年の全米オープンと2003年のウインブルドンで準優勝を飾っている。
また、モヤは1998年の全仏オープンで優勝した元世界1位の選手。前日のシンガポール・スラマーズ戦では、
G・イバニセビッチ(クロアチア)と対戦し3-6で敗れた。
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
試合の対戦予定は以下の通り。
【フィリピン・マーベリックス vs シンガポール・スラマーズ】
レジェンドシングルス
M・フィリプーシス 6-4 C・モヤ
女子シングルス
S・ウィリアムズ(アメリカ) vs
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)男子ダブルス
R・ガスケ(フランス)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組 vs
M・メロ(ブラジル)/
D・ブラウン(ドイツ)組
ミックスダブルス
E・ロジェ=ヴァセラン/
J・ガイドソバ(オーストラリア)組 vs M・メロ/
B・ベンチッチ(スイス)組
男子シングルス
M・ラオニチ vs
N・キリオス(オーストラリア)
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