アジア5カ国を転戦するテニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)は2日、ジャパン・ウォリアーズとインディアン・エーシーズの男子シングルスが行われ、
錦織圭が
G・モンフィス(フランス)を6-4で下した。しかし、獲得ゲーム数によりジャパン・ウォリアーズはインディアン・エーシーズに24-25で敗れた。
>>IPTL特集ページ<<IPTLでは、1試合が6ゲーム先取の1セットマッチという特殊なルールで行われる。
この試合、錦織は第3ゲームでモンフィスにブレークを許すも、続く第4ゲームですぐにブレークバックに成功。錦織の巧みなドロップショットで会場を沸かせた。
その後は両者サービスキープが続く中、錦織が第10ゲームでブレークに成功して勝利を手にした。
前の試合では、
PH・エルベール(フランス)(フランス)とペアで男子ダブルスに登場していた錦織だったが、モンフィス/
R・ボパンナ(インド)組に4-6で敗れていた。
錦織は今年のツアー大会で3勝をあげ、3月には自己最高位となる世界ランク4位を記録。ATPワールド・ツアーファイナルには2年連続の出場を果たし、昨年同様で自己最多タイとなる54勝で今季を締めくくった。
また、11月23日に発表された世界ランキングでは8位となり、2年連続のトップ10内でシーズンを終えた。
今大会の試合形式は男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの5試合を6ゲーム先取の1セットマッチで行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
また、試合開催国チームが試合順の決定権を有し、それ以外の2チームはコイントスによって試合順を決める権利を決定する。
試合に勝利したチームは4ポイントを獲得し、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが最も高いチームが優勝となる。
昨年はインディアン・エーシーズが優勝、初代チャンピオンチームとなった。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
試合の対戦予定は以下の通り。
【ジャパン・ウォリアーズ vs インディアン・エーシーズ】
ミックスダブルス
M・シャラポワ(ロシア)/ エルベール組 6-5 (7-0)
S・ミルザ(インド)/ R・ボパンナ組
女子シングルス
M・シャラポワ 6-4
S・ストーサー(オーストラリア)レジェンドシングルス
M・サフィン(ロシア) 2-6
F・サントロ(フランス)男子ダブルス
錦織圭/ PH・エルベール組 4-6 G・モンフィス/ R・ボパンナ組
男子シングルス
錦織圭 6-4 G・モンフィス
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