東日本大震災復興チャリティーが目的で開催されている「TOUCH! WOWOW2015 presents 日清食品ドリームテニスARIAKE」は28日、東京・有明コロシアムで開催され、
錦織圭、
M・チリッチ(クロアチア)、
M・チャン(アメリカ)、
G・イバニセビッチ(クロアチア)、
国枝慎吾、
ダニエル太郎、
内田海智が参加した。
錦織vsチリッチや、錦織/ チャン組vsチリッチ/ イバニセビッチ組などのエキシビションマッチが行われ、約1万人の観客は約4時間半の夢の競演に酔いしれた。
錦織は「毎年、満員のお客様の中でプレーできるのはすごく光栄なこと。チリッチとはやっていて楽しかったです。すごくハイレベルな試合ができたんじゃないかと思います。」と試合を振り返った。
続けて「子供達に何か感じてもらえたら、1番嬉しいです。テニスをするきっかけになってくれたら嬉しいですし、たくさんのお客さんが来てくださっているので、そのおかげで寄付金を多く東北の方にこれからも寄付できると思います」とこのイベントへの想いを語った。
今回のチャリティーマッチの収益の一部は、東日本大震災への義援金とWFP(国連世界食糧計画WFP協会)への寄付金として使われる。
[ライター:神 仁司]
プロフィール
神 仁司(こう ひとし)
ITWA国際テニスライター協会のメンバー。テニス専門誌の記者を経てフリーに。数々の海外大会を取材し、多数のテニス選手へのインタビュー取材をしている。国際テニスの殿堂の審査員。ラジオでは、スポーツコメンテーターも務める。著書に、「錦織 圭15-0」(実業之日本社)、「STEP ~森田 あゆみ、トップへの階段」(出版芸術社)。
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