男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は20日、グループ・イリ ナスターゼの予選ラウンドロビンが行われ、第2シードの
A・マレー(英国)は第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)に6-7 (4-7), 4-6のストレートで敗れ、3年ぶり4度目の準決勝進出とはならなかった。
>>ツアーファイナル組合せ表<<マレーは予選敗退を喫したものの、来週末に控えている男子国別対抗戦であるデビスカップのベルギーとの決勝戦へ向けて、より休養を取れると思われたが、マレー自身は今大会の初優勝を狙っていたと語る。
「必死に戦って優勝したかった。最後の最後までベストを尽くさなければならなかったが、今日は少し足りなかった。」とマレーは敗戦を悔やんでいた。
「第1セットのタイブレークでは、してはいけない時に悪いミスを犯してしまい、4ー2の時に簡単にポイントを与えてしまった。ラリーの最初のポイントでフォアハンドのミスを犯してしまった。あそこから展開するはずだったが、セットの最後にもイージーミスをしてしまった。明らかにこの試合の中で大切なポイントだった。」とマレーは試合を振り返り敗因を述べていた。
(STATS - AP)


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