男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は18日、グループ・イリ ナスターゼの予選ラウンドロビンが行われ、第5シードの
R・ナダル(スペイン)が第2シードの
A・マレー(英国)を6-4, 6-1のストレートで下し、2勝目をあげた。
>>ツアーファイナル組合せ表<<今季終盤でナダルは徐々に調子を上げており、この大会へ入ってもそれを維持するプレーを披露している。
最多9度の優勝を誇る全仏オープンでも、今年は準々決勝敗退と精彩を欠くほどだった。しかし全米オープンの3回戦敗退後は徐々に復調を見せ始め、今大会までの成績を15勝4敗としている。
ナダルは「こんな素晴らしい選手と対戦して、かつてのレベルで戦えるようになれたと感じられるようなステップを踏めたことは、自分にとって良いニュース。自分が正しい方向へ進んでいると確認出来ている今の練習を今後も続けていきたい。」と現在の自身のテニスに手応えを感じていた。
今大会初戦では全仏オープンを制した第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)を下しており、20日に行われる予選最後の試合で第7シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦する。一方のマレーは、ワウリンカと顔を合わせる。
(STATS - AP)



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