男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は15日、グループ・スタン スミスの予選ラウンドロビン1試合目が行われ、第8シードの
錦織圭(日本)は4連覇を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に1-6, 1-6の完敗を喫し、初戦は黒星スタートとなった。錦織はフランスのパリで起きたテロ事件の犠牲者のために、黒のリボンをウエアの右胸に付けて試合を行っていた。
>>ツアーファイナル組合せ表<<試合前に自身の公式フェイスブックで「選手はパリの犠牲者や、その家族へ向けて自分のシャツ(ウエア)に黒のリボンを着用します。また、試合の前に1分間の黙祷も行われます。」と綴っていた。
錦織とジョコビッチの試合前には1分間の黙祷が行われた。
ジョコビッチに完敗して黒星スタートとなった錦織は、準決勝進出の可能性を残すべく第3シードの
R・フェデラー(スイス)、第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。
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