男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は、シーズンのフィナーレとして11月15日から22日にかけて行われる。この大会にはシングルスとダブルス共に、シーズン獲得ポイントの上位8名と8組のみに出場権が与えられ、世界ランク8位の
錦織圭(日本)は昨年に続き2年連続の出場を決めている。
ツアーファイナルはイギリスのロンドンにあるO2アリーナで開催され、4選手ずつ2グループに分かれ予選ラウンドロビンが行われる。予選では各選手が3試合ずつ行い、各ブロックの上位2選手、計4選手が決勝トーナメントへと進出し、準決勝・決勝が行われるシステム。
シングルスの優勝者には総額192万ドル(約2億3,600万円)が贈られ、大会の賞金総額は600万ドル(約7億3,700万円)。さらに予選3試合全てを勝利し優勝すると1,500ポイントが与えられる。
今大会に出場するだけで選手には16万7,000ドル(約2,053万円)、予選ラウンドロビンで1勝するごとに出場費と同額が贈られる。
さらに、予選ラウンドロビンで1勝するごとに200ポイント、決勝進出で400ポイント与えられる。
昨年は
N・ジョコビッチ(セルビア)と
R・フェデラー(スイス)の頂上対決となったが、フェデラーが背中の怪我のため試合前に棄権を申し入れ、戦うことなくジョコビッチの大会3連覇となった。
今年のシングルスにはジョコビッチ、
A・マレー(英国)、フェデラー、
S・ワウリンカ(スイス)、
R・ナダル(スペイン)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
D・フェレール(スペイン)、錦織の8選手が出場する。
また、ダブルスには
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組、
JJ・ロジェール(アンティル)/
H・テカウ(ルーマニア)組、
I・ドディグ(クロアチア)/
M・メロ(ブラジル)組、
J・マレー(英国)/
J・ピアース(オーストラリア)組、
S・ボレッリ(イタリア)/
F・フォニュイーニ(イタリア)組、
PH・ハーバート(フランス)/
N・マウー(フランス)組、
M・マトコウスキー(ポーランド)/
N・ジモニッチ(セルビア)組、
R・ボパンナ(インド)/ F・メルゲア(ルーマニア)組の8組となっている。
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