男子テニスの下部大会であるホアヒン・チャレンジャー(タイ/ホアヒン、ハード)は8日、シングルス決勝が行われ、
杉田祐一(日本)が予選勝ち上がりの
S・ロバート(フランス)に6-2, 1-6, 6-3のフルセットで勝利し、今季2度目のタイトル獲得を果たした。
この試合、杉田は第1セットでロバートに1度もブレークチャンスを与えずに先取。しかし、第2セットでは1度もブレークチャンスを握れずに1セットオールへ。勝敗を決めるファイナルセット、杉田は1ブレークを許すも、自身は3度のブレークに成功してロバートを圧倒して1時間22分で勝利した。
世界ランク160位の杉田は、今大会の準々決勝で第8シードの
西岡良仁(日本)との日本人対決を制し、準決勝で第7シードの
J・ゾップ(エストニア)をフルセットで下して決勝へ駒を進めた。今季は下部大会である8月のバンコク・チャレンジャーでタイトルを獲得しており、今回は3度目の決勝進出で今季2度目のタイトル獲得となった。
また、今大会には杉田の他に第5シードの
伊藤竜馬(日本)、第8シードの西岡、
守屋宏紀(日本)、ラッキールーザーで
松井俊英(日本)が出場。松井は初戦敗退で、守屋は準々決勝でロバートに敗れてベスト8に終わった。西岡は準々決勝で杉田に屈し、伊藤は準決勝で敗れベスト4に終わった。
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