男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は29日、シングルス2回戦には、最終戦出場を目指す第5シードの
R・ガスケ(フランス)を始め、第1シードの
R・フェデラー(スイス)、第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)らが登場する。
>>スイス・インドア対戦表<<第5シードのガスケは、2回戦で
D・ティエム(オーストリア)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。1回戦では、世界ランク38位の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)をフルセットで下して2回戦へ駒を進めている。
今季の大会獲得ポイント上位8名のみが出場出来るATPワールドツアー・ファイナルの出場権をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)で現在10位に位置しているガスケ。
出場権を獲得するには、今回のスイス・インドアと来月のパリ・マスターズの2大会連続での優勝が必須となっており、敗れればその時点で最終戦出場の可能性が断たれる。
大会7度目の優勝を狙う第1シードのフェデラーは、
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦。両者は過去10度対戦しており、対戦成績はフェデラーが10戦全勝。しかし、今年の6月に行われたゲリー・ウェバー・オープン1回戦では7-6 (10-8), 3-6, 7-6 (7-5)の苦戦を強いられている。
1回戦で主催者推薦枠で出場の
M・キウディネッリ(スイス)をストレートで下しての勝ち上がりとなった第7シードのチリッチは、2回戦で
T・ガバシュビリ(ロシア)と対戦。
両者は昨年のデルレイ・ビーチ・オープン準々決勝で1度だけ対戦しており、その時はチリッチがストレートで勝利している。もし、チリッチがガバシュビリに勝利して8強入りを決めた場合、準々決勝では第3シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦することとなる。
その他では第4シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)、第6シードの
J・イズナー(アメリカ)らも登場する。
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