男子テニスの下部大会であるブレストアリーナ・オープン(フランス/ブレスト、ハード)は24日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
B・ペール(フランス)が第8シードの
L・ヴァンニ(イタリア)を7-6 (8-6), 6-1のストレートで下し、決勝進出を決めた。
この試合、第1セットは両者1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開し、タイブレークの8-6でペールが先取。勢いに乗ったペールが第2セットで2度のブレークに成功し、1時間16分で勝利を決めた。
世界ランク23位のペールは、今年7月に行われたスウェーデン大会でツアー初のタイトルを獲得。全米オープン1回戦では昨年ファイナリストの
錦織圭(日本)を破り、その後グランドスラム初の4回戦進出を果たした。
さらに先日行われた楽天ジャパン・オープンでは、準決勝で昨年覇者の錦織をまたも破り、決勝進出を決めていた。
決勝では第6シードの
I・ドディグ(クロアチア)と対戦する。
ドディグはこの日、
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)を4-6, 6-3, 6-2のフルセットで下しての決勝進出となった。
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