男子テニスツアーのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード)は22日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
D・フェレール(スペイン)が
G・ガルシア=ロペス(スペイン)との同胞対決を6-1, 6-1のストレートで制してベスト8進出を決め、11月15日から開幕するATPワールドツアー・ファイナルへ一歩前進した。
フェレールは第1セットの序盤にガルシア=ロペスに握られた2本のブレークポイントをしのぐと、トータルで5度のブレークに成功し1時間2分で勝利した。
準々決勝では、
F・フォニュイーニ(イタリア)と対戦する。フォニュイーニは同日の2回戦で
R・シュティエパネック(チェコ共和国)を6-1, 6-4のストレートで下し駒を進めている。
今季獲得ポイントを争う「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)で現在8位に位置するフェレールは、上位8選手にしか与えられないATPワールドツアー・ファイナルへの出場権獲得へ向けて順調な勝ち上がりを見せた。
(STATS - AP)
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