男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、ハード)は21日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
B・トミック(オーストラリア)が元世界8位の
M・バグダティス(キプロス)に6-7 (7-9), 3-6のストレートで敗れ、大会から姿を消した。
この試合の第1セット、両者1ブレークでタイブレークに突入。トミックはこのセットを落とすとバグタティスに試合の主導権を握られ、第2セットだけで11本のサービスエースを奪われ、ファーストサービスを入れられた時はわずか1ポイントしか取れなかった。
最後までバグダティスの勢いを止められなかったトミックは、第2セットだけで2度のブレークを許し、1時間28分で2回戦敗退となった。
トミックは今年7月にホテルで騒ぎ警察に連行されるトラブルを起こすが、その直後のクラロ・オープンで連覇を達成するなど結果を残している。
一方、勝利したバグダティスは準々決勝で
G・ミュラー(ルクセンブルグ)と対戦する。両者は1度昨年のアトランタ・オープンの準決勝で顔を合わせており、その時はバグタティスが勝利し、準優勝を飾っている。
■関連ニュース■
・トミック逮捕 軽犯罪法違反・現役引退「素晴らしい選手」・18歳ズブレフ 若手対決を制す