男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は18日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に2-6, 4-6のストレートで敗れた第16シードの
JW・ツォンガ(フランス)が対戦したジョコビッチの完璧なプレーに脱帽のコメントをした。
今大会この試合まで64本のサービスエースを記録する好調なサービスを放っていたツォンガだったが、ジョコビッチのリターンの鋭さから、第1セットでは1本もサービスエースを叩き出せず、試合を通して3度ものブレークを許してしまった。
第2セットでは更に攻撃力を増したプレーをし始めたツォンガだったが、ゲームカウント4ー4からの自身のサービスゲームで、このセットでジョコビッチに握られた6度目のブレークポイントで痛恨のダブルフォルトを犯してしまい、ジョコビッチへリードを許してしまった。
続く第10ゲームのサービング・フォー・チャンピオンシップをジョコビッチにキープされたツォンガは、タイトル獲得を前に敗れることとなった。
試合後、ツォンガは「今日は何も言うことがない。彼(ジョコビッチ)は誰よりもはるかに良いプレーをしていた。 彼を倒すには最高のプレーが必要なんだ。でも、全ての試合で最高のプレーをするのはそう簡単なことではないのは誰もが知っていること。」と、ベストのテニスが出来なかったことを明かしていた。
(STATS - AP)
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