ITFジュニアサーキット グレードAの大会である大阪市長杯 2015 世界スーパージュニアテニス選手権大会は18日、靭テニスセンター(大阪府大阪市/ハード)で男子シングルス決勝が行われ、第3シードの
C・ルード(ノルウェー)(ノルウェー)が第4シードの
M・バルクス(ハンガリー)(ハンガリー)を6-4, 6-0のストレートで下し、見事世界の頂点に立った。
世界スーパージュニアテニス選手権大会の男子シングルス歴代優勝者には、
M・チリッチ(クロアチア)や
N・キリオス(オーストラリア)らが優勝を飾っており、この大会に出場した選手からは世界トップクラスの選手が誕生している。日本のエース
錦織圭(日本)も2005年にベスト4入りを果たしている。
この試合の第1セット、両者サービスキープが続く中、第10ゲームでブレークに成功したルードがこのセットを先取。
続く第2セットでは、第3ゲーム終了後にバルクスがメディカルタイムアウトを要求する場面も見られた。その後、ルードはバルクスに1ゲームも与えず勝利を手にした。
現在16歳のルードは準々決勝で第7シードの
綿貫陽介(日本)、準決勝で第2シードのY ・チャン(韓国)を下しての勝ち上がり。
一方、敗れた17歳のバルクスは準決勝で第1シードのS・ホン(韓国)と対戦するも、第1セットのゲームカウント5-3とバルクスがリードしている場面でホンが肩の痛みにより棄権を申し入れ、バルクスは思わぬ形で決勝へ駒を進めていた。
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