男子テニスツアーのモゼール・オープン(フランス/メッツ、ハード)は23日、シングルス2回戦が行われ、第8シードの
F・ベルダスコ(スペイン)が
G・ミュラー(ルクセンブルグ)に6-7 (3-7), 6-7 (2-7)と2度のタイブレークの末に敗れ、早期敗退を喫した。
両者は今回が3度目の対戦となり、ベルダスコとミュラーの対戦成績は2勝1敗となった。
この試合、ベルダスコは14本ものサービスエースを決めるも、ミュラーにそれを上回る17本決められた。
第1セットは両者安定したサービスゲームを展開してタイブレークへと突入するが、ベルダスコが3-7でこのセットを落とす。
続く第2セット、両者1度ずつブレークに成功してこの試合2度目のタイブレークとなるが、またもベルダスコが落として1時間47分で姿を消すこととなった。
世界ランク43位のベルダスコは、今季思い通りの成績を残せておらず、250大会でのベスト4進出が今季の最高成績となっている。ウィンブルドンでは3回戦進出を果たしているが、その後は3大会連続で初戦敗退。
最後に優勝したのは、昨年4月に行われた米男子クレーコート選手権で、その時は決勝で
N・アルマグロ(スペイン)を下してのタイトル獲得だった。
また、同日行われたシングルス2回戦では第3シードの
JW・ツォンガ(フランス)、第5シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)が勝ち上がっている。
■関連ニュース■
・ツォンガ 予選勝者に2時間15分・2016年デ杯 日本の対戦国決定・デ杯 来年のWG初戦決まる