テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は11日、ミックスダブルス決勝が行われ、第4シードの
L・パエス(インド)/
M・ヒンギス(スイス)組が
S・クエリー(アメリカ)/
B・マテック=サンズ(アメリカ)組を6-4, 3-6, 10-7とフルセットの接戦を制して見事大会初の優勝を飾った。
>>全米オープン対戦表<<この試合、第1セットを先取したパエス/ ヒンギス組であったが、続く第2セットを落として1セットオールに。その後も接戦を繰り広げるが、トータルでウィナーが32本に対してミスを9本に抑えたパエス/ ヒンギス組が押しきり、1時間17分で勝利した。
パエス/ ヒンギス組は、今年の全豪オープンとウィンブルドンのミックスダブルスでも優勝しており、今回で今季3つ目のタイトル獲得となった。
またヒンギスは、今大会の女子ダブルスに
S・ミルザ(インド)と組んで第1シードで出場しており、決勝進出を決めている。ヒンギス/ ミルザ組は今年のウィンブルドンで
E・マカロバ(ロシア)/
E・ヴェスニナ(ロシア)組を逆転で下して優勝。ヒンギスは1998年以来17年ぶりとなる全英ダブルスのタイトル獲得となった。
さらに、現在34歳のヒンギスは1997年の全豪オープンの女子シングルスでグランドスラム初タイトルを獲得。当時ヒンギスは16歳と3ヶ月で、女子シングルスでの最年少記録だった。
その後、3月に初めて世界ランク1位となった時には、16歳と6ヶ月という若さで史上最年少記録となり、数々の記録を塗り替えてきた。
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