テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は11日、女子シングルス準決勝が行われ、ノーシードの
R・ビンチ(イタリア)が第1シードで世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)を2-6, 6-4, 6-4の逆転で破る大金星をあげ、四大大会初の決勝進出を果たした。
>>全米オープン対戦表<<この試合、ビンチは第1セットを先取されるも、そこからは今大会好調のフォアハンドとバックハンドのスライスに加え、ネットプレーで女王セリーナを振り切った。試合時間は2時間だった。
WOWOWの中継で、試合後にビンチは「信じられない、セリーナに勝っての決勝進出は夢みたい。」と喜びを語った。
セリーナの年間グランドスラム達成に期待していたアメリカの観客に対しては「ごめんね。」とビンチ。
両者は今回が通算5度目の対戦で、ビンチは過去セリーナに4連敗していた。
決勝では第26シードで同胞の
F・ペネッタ(イタリア)と対戦する。今回のイタリア対決は通算10度目の顔合わせで、過去ビンチが4勝5敗と負け越している。
一方、敗れたセリーナは今年の全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドンを制しており、今大会で優勝していた場合、1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来27年ぶり史上4人目となる年間グランドスラム達成となっていた。
過去の全米オープンでは1999・2002・2008・2012・2013・2014年に優勝している。
(引用元WOWOW)
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