テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が
L・マイェール(アルゼンチン)を6-1, 6-2, 6-2のストレートで下して危なげなく初戦突破、7年ぶり6度目のタイトル獲得へ向け好発進した。
>>全米オープン対戦表<<初戦でフェデラーは12本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時には84パーセントの高い確率でポイントを獲得した。さらに29本のウィナーを放ち凡ミスを13本に抑え、1時間17分で勝利した。
2回戦では
M・バグダティス(キプロス)と
S・ダルシス(ベルギー)の勝者と対戦する。
今大会前哨戦のシンシナティ・マスターズでは圧倒的な強さを見せて今季5勝目、キャリア通算87度目の優勝を飾った。
今年のグランドスラムではウィンブルドンの決勝進出が最高成績。その時は世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、準優勝に甘んじた。
元世界ランク1位のフェデラーがグランドスラムで最後に優勝したのは2012年のウィンブルドンで、今大会では約3年ぶりの四大大会優勝を狙う。
また全米オープンでは2004-2008年に5連覇しており、今年は7年ぶり6度目のタイトル獲得を狙う。
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