男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)に6-4, 6-1のストレートで勝利し、ベスト4進出を決めた。ジョコビッチは今年の全仏オープン決勝でワウリンかに敗れており、今回はその時のリベンジを果たした。
全仏オープンで大会初優勝と生涯グランドスラム達成を逃していたジョコビッチ。今回で対ワウリンカ戦を18勝4敗とした。
ジョコビッチはマスターズ9大会のうち今大会以外のマスターズで優勝を飾っており、今回初優勝を飾るとマスターズ9大会制覇の「キャリア・ゴールデンマスターズ」という偉業達成となる。
準決勝では予選から勝ち上がった
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。第4シードで出場予定だった
錦織圭(日本)が欠場したため、錦織の欠場枠にはドルゴポロフが入った。そのためドルゴポロフは1回戦を戦わず、本戦では2回戦からの登場。
1回戦免除という幸運を活かして2回戦で
B・トミック(オーストラリア)、3回戦で
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)、そして準々決勝では第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を破り4強入りを果たしている。
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