女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(カナダ/トロント、ハード)は11日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク29位の
S・スティーブンス(アメリカ)が同62位の
D・チブルコワ(スロバキア)に3-6, 4-6のストレートで敗れて1回戦敗退。スティーブンスは、この試合でラケットを真っ二つに折る場面があった。
試合を通して、スティーブンスは3度のブレークに成功するも、チブルコワにそれを上回る5度のブレークを許して1時間43分で敗れた。
試合中、フラストレーションが溜まっていたスティーブンスは、ミスをした後にラケットを思いっきり地面に叩きつけ真っ二つに折る場面も見られた。
22歳のスティーブンスは、2013年の全豪オープン準々決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)を破る金星をあげてグランドスラム初のベスト4入りを果たし、その年の10月には自己最高位となる11位を記録。
先日のシティ・オープン女子では、決勝で
A・パブリュチェンコワ(ロシア)をストレートで下してWTAツアー初のタイトルを獲得した。
一方、勝利したチブルコワは、2回戦で世界ランク28位の
A・コルネ(フランス)と対戦する。
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