女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(アメリカ/トロント、ハード)は9日、シングルス予選決勝が行われ、
土居美咲(日本)が予選第9シードの
C・デラクア(オーストラリア)を6-3, 6-4のストレートで下し、
S・ウィリアムズ(アメリカ)ら上位陣の本戦に出場を決めた。
両者は今回が2度目の対戦となり、土居はデラクアとの対戦成績を1勝1敗とした。
この試合、土居はデラクアに4度のブレークを許すも、8度のダブルフォルトを犯したデラクアの隙をついて6度ブレークに成功。1時間17分で本戦出場権を手にした。
本戦1回戦では、9日まで行われていたバンク・オブ・ウエスト・クラシックで優勝した第13シードの
A・ケルバー(ドイツ)と対戦する。
土居とケルバーは、5月のニュルンベルガー・カップ準々決勝で対戦しており、その時は土居がストレートで敗れている。
今シーズンで土居は、2月に行われたパタヤ・タイ・オープンと5月のニュルンベルガー・カップでベスト8進出を果たしている。
さらに今回の本戦出場は、5大会連続で予選を勝ち抜いての本戦入り。
今大会本戦の上位シード勢は、第1シードにセリーナ、第2シードに
S・ハレプ(ルーマニア)、第3シードに
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、第4シードに
C・ウォズニアキ(デンマーク)、第5シードに
A・イバノビッチ(セルビア)、第6シードに
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第7シードに
L・サファロバ(チェコ共和国)、第8シードに
G・ムグルサ(スペイン)となっている。
また、世界ランク2位の
M・シャラポワ(ロシア)は右足の負傷により欠場している。
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