男子テニスで下部大会であるレキシントン・チャレンジャー(アメリカ/ケンタッキー、ハード)は29日、シングルス2回戦が行われ、第7シードのL・ブローディ(英国)はO・ジャシカ(オーストラリア)に0-6, 6-7 (6-8)のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
この試合、第2セットのタイブレークで苛立ちを募らせたブローディはラケットをコートに叩きつけ、ラケットは真っ二つに折れた。
21歳のブローディは2014年にプロ転向。ジュニア時代には、2010年のウィンブルドン・ダブルスで優勝、2011年のウィンブルドン・シングルスで準優勝、2012年の全豪オープン・ダブルスで優勝、同年の全米オープン・シングルスで準優勝を飾っている。
今大会には日本勢から
内山靖崇(日本)と
西岡良仁(日本)が出場しており、両者は準々決勝で対戦する。
内山は1回戦で第1シードの
J・ワード(英国)、2回戦では
Z・ザン(中国)を下して8強入り。西岡は1回戦で
N・ジャリー(チリ)、2回戦で
L・サビル(オーストラリア)に勝利してベスト8へ進出している。
内山に敗れた世界ランク106位のワードは、今年のウィンブルドンで3回戦まで勝ち進んだ。また、3月の男子国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦では
J・イズナー(アメリカ)との約5時間に渡る死闘を制していた。
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