女子テニスの13日付ATP世界ランキングが発表され、12日まで行われていたウィンブルドン決勝で、
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるもスペイン勢では1996年の
A・サンチェス=ビカリオ(スペイン)以来19年ぶりの決勝進出を果たした21歳の
G・ムグルサ(スペイン)が、前回から11上げて9位に浮上。自己最高位を更新し、念願のトップ10入りを果たした。
今回ムグルサは、第10シードの
A・ケルバー(ドイツ)、第5シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)、第15シードの
T・バシンスキー(スイス)、第13シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)らを破る快進撃でグランドスラム初となる決勝進出を決め、セリーナとの決勝では敗れるも準優勝を飾った。
ムグルサに敗れるも4強入りを果たしたラドワンスカは、前回から6つあげて7位となり、トップ10に返り咲いた。
元女王の
V・アザレンカ(ベラルーシ)は前回から5つ上げて19位と、怪我で一時ランキングを落としていたが、徐々にランキングを上げてきており、今回はトップ20圏内となった。
しかし、昨年優勝を飾った
P・クヴィトバ(チェコ共和国)は3つ下げて5位、準優勝を飾っていた
E・ブシャール(カナダ)は今回初戦で姿を消したため、大きくポイントを失い14下げて26位となった。
上位陣は、1位は変わらずウィンブルドンを制したセリーナが単独トップ、2位は前回から2つ上げた
M・シャラポワ(ロシア)、3位は
S・ハレプ(ルーマニア)、4位はウォズニアキ、5位はクヴィトバ、6位は1つ上げた
A・イバノビッチ(セルビア)、7位は4強のラドワンスカ、8位は2つ下げた
L・サファロバ(チェコ共和国)、9位は準優勝のムグルサ、10位は1つ下げた
C・スアレス・ナバロ(スペイン)となった。
また、日本勢女子は
奈良くるみ(日本)が前回から1つ下げて58位、
土居美咲(日本)が5つ下げて99位、
尾崎里紗(日本)が9つ上げて135位、
江口実沙(日本)が2つ下げて144位となった。
クルム伊達公子(日本)は、前回から5つ上げて198位に浮上した。
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